判断と決断
論理的に物事を決めることは判断。
決断する時には、自分を信じて直感を大切にする。
先日、少し機会がありまして、
西野朗さん、岡田武史さんの講演を聞くことができました(両氏ともサッカー日本代表監督経験者)。
テーマは「勝つための、決断」。
監督就任、チーム作り、戦略、キャリアの4つのテーマに沿って講演いただきました。
どれも興味深いものでしたが、印象に残っているのが冒頭の言葉です。
判断と決断。
今までこの2つの言葉を比較して考えたことはなかったですが、
なるほど確かに、言われてみれば意味は大きく違うように思えます。
論理的に物事を決めるのが判断であるならば、判断力をつけるにはたくさんの情報と知識を必要とします。
決断力を身につけるために自分の直感を大切にするのであれば、直感力が必要となります。
直感力ってなんだ…?
以下、勝手な考察です。
判断力、直感力、決断力はそれぞれが独立したものではなく、全て繋がっているのだと考えます。
たくさんの情報を集めて、知識としておく。
状況に応じて持っている情報、知識から判断する。
この繰り返しにより、それまで判断してきた経験が暗黙知として蓄積され、やがて直感で答えを導けるように、考えが昇華されていく。
そして、直感で解決した実績をさらに積み重ねることで、これまでの実績をもとにした決断ができるようになる。
うまく考えを言語化することができないですけど、このような感じでしょうか。
このように考えると、
決断力を手にするために今からできることは、日頃から知識、経験のインプット、アウトプットを繰り返し、自分なりの知見を広げ、深めていくことかなと思います。
決断力、いずれはしっかりと身につけたいです。
代表監督なんて大それたことではなくても、生きていく中でいろいろと決断すべきタイミングがあるはずです。
その時にきちんと、決断ができるよう、今から準備しておく必要がありますね。
その時になってから考えていくようでは、きっと遅い。。。